
【マンガの研究】ストーリーは時系列、プロットは見せる順番。
ストーリーとプロット、という言葉を混同していたが、最近実践してその違いを認識する大事さを感じたので、現時点でのやじま流だけどnoteにしておきたい。
ストーリー
まず、ストーリーとは出来事を時系列に追って描いたものとする。これはキャラクターのことを考えながら作者がしっかりと想像する。まだ読者に見せる段階ではない。
例えば桃太郎だと、
じじばば芝刈り洗濯
↓
桃拾って育てる
↓
出かけて動物を3匹仲間にする
↓
鬼退治する
↓
宝をもって帰宅
このキャラがこうして、あーして…で、こういうことが起きて、と考える。都合がいい作者が『こうしたい』ではなくて、キャラが実際にどうしたいかを想像する。
プロット
次にプロット!ここからが大事!
これは読者に感じてもらいたい気持ち、(見せたいコマ、魅せたいセリフなど)を基準に、「見せる順番」を決める。
魅せる順番を決めるためにはこの『感じてもらいたい気持ち、(見せたいコマ、魅せたいセリフなど)』は大前提決めておかなくてはいけない。
それを決めてる。
※ちなみにこの『感じてもらいたい気持ち、見せたいコマ、魅せたいセリフ』は物語全体のテーマに沿っている必要がある。
決めたらあとはどうしたら「それが一番伝わる並び順」になっているか考える。不要なところは思い切って飛ばす。
例えばこの話で見せたいのが「桃太郎が鬼ヶ島へむかう緊張感マックスのシーン」だとすると
鬼が島へ向かう途中の船
↓
桃太郎回想(思えば長い道のりだった…)
↓
過去回想
↓
家で待つ、心配そうなおじいさんおばあさん
↓
鬼ヶ島に着く
とか。緊張感高めるのにあえて猿のおちゃらけた描写をいれるとか、色々考えられると思うけど。。
で、出来事を見せるには適切な順番があって、見せるべきものと見せなくていいものとあるんだなーと思ったのです。
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3/22の日記
朝7:00頃起床。
奥さんを見送ってからすぐにコッぺの作画。
セブンイレブンで芋けんぴと水を買う。
そのまま夜までずっと作画。飯はけんぴだけ…笑
奥さんが帰宅してから一緒にカモミール茶を飲む。
23時頃、なんとか1話分の作画が終わる。
寝る…