
退屈の周波数
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今準備中の連載マンガのテーマのひとつ、退屈について考えている。
今日考えていたのは、退屈はラジオの電波のようなもので、小さな周波数を拾える人は退屈しづらいのではないかと思った。
いつも珍獣を探したり危険なジャングルを歩くような大きな冒険に周波数を合わせていたら、家の前に変な虫が止まっているのに気が付いても、大したことに感じないかも知れない。
毎日大きな刺激に周波数を合わせていたら、小さなことに気が付かなくなるんじゃないか。
ちょっとずれるけど、いつも触れるものという意味でいえば、刺激の強いゲームや引きの強いドラマや映画、味の濃い外食を続けていると、どんどん刺激が欲しくなるのもそういうことかもしれない。
強い刺激に、周波数があっている状態。
星を眺めるくらいしかすることがなかった時代は、つまんないことを楽しめるくらい、ささやかなことに周波数があっていたのかもしれないな、と思った。
ここからは昨日のやったことと反省と食べたものなどの日記です。
くだらないので、有料です笑
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マンガ家です。元書店員。
noteは面白いマンガを描くための考えやプロセスを見てもらいたくて描いています。エージェント会社コルク所属。
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