
縦スクロールマンガについて考える。
目次:
1.これからのマンガは縦スクロールになっていく。(らしい)
2.縦スクロールマンガはマンガとは別もの。
3.Vコンに似てるのでは。
1.これからのマンガは縦スクロールになっていく。(らしい)
「これからのマンガは縦スクロールになっていく。」と常々、マンガを編集してもらってるコルクの佐渡島さんやコミチの萬田さんに言われていた。僕はお二人のこの考えを、下の記事からも信じていて、自分でも縦スクロールマンガを描いてみようと思った。
↓萬田さんがとても詳しくまとめてくださっている記事。↓
縦スクロール・マンガの考察と制作のポイントまとめ
ただ、僕個人としてはやっと描き慣れてきたいつもの漫画から、また新しいのをやるのはちょっと面倒だと考えていた。
ふつうの漫画を、どうやって縦スクロールマンガに「置き換える」ことができるのかと考えていた。
2.縦スクロールマンガはマンガとは別もの。
だけれども、参考にWEBTOONという海外の縦スクロールマンガのサイトを読んでみたが、読んだ体感としてはこれはどちらかというと映像表現に近い。 吹き出しの位置、コマの間、引きの作り方…などなど…
どうやら「いわゆるマンガ」とは違うものらしい。と気がついた。
そして、新人漫画家仲間の牧春香さんのnoteを読んで、めんどくさい、という気持ちは、これから素晴らしいものを作っていくんだ!という気持ちに変わった。
縦スクロールマンガはマンガとは別ものなのだ。
じゃあ何なのか?
3.Vコンに似てるのでは。
映像を作る時にタイミングや流れを確認したりするために、絵コンテ動かしてVコン(ビデオコンテの略)というものを作る。
見た印象はそれにとっても近いんじゃないかと思った。(僕はCGの学校で講師アシスタントをしていたことがあるのだ、へへ)
例: 君の名は。Vコン
ということは、ストーリーの作り方は共通して使えるかもしれないけれど、そもそもマンガとは画面の作り方が違う。絵コンテみたいに作っていく方がいいのかもしれない。
それを具体的に、どうやって作っていったらいいか、をこれから考えていきたい。
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