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当たり前はすごい。

昨日、おれが以前アルバイトをしていた書店、往来堂書店で開かれたトークイベントで「本を売る技術 」の著者矢部潤子さんの話を聞いてきた。

事前に書籍のゲラをいただいて、それを読んでから臨んだのだけど、
感じたのは書店業務の圧倒的な仕組み化、ルール化であった。

書店員のアルバイトをしていたときに思ったけれど、
書店員さんはとにかくやることが多い。

返品、品出し、棚整理、掃除、発注、客注対応、レジ、、、

それぞれの業務量が膨大であるし、小さな判断を何回も求められる。

そのすべてが
「一冊でも多くの本を売る」
ことのために行われている。

すべての作業や思考判断緒基準が、
それだけに徹して書かれた本だな、と感じた。


その本を読んでおれは、マンガ家らしく
「その人をその人たらしめているエピソードは何だろう」と考えた。

なので矢部さんに質問できるタイミングで
「売るということを徹底的に考えて行動されていると感じたのですが、何がそこまでの熱意を引き出しているんですか。“うれしい”とか“やりがい”みたいなものを感じるのはどこなんでしょうか?売り上げの数字をみたとき、とか、仕掛けが思うように行ったとき、とか色々あると思うのですが」
と聞いた。(実際はもっと雑然と聞いたけど)
すると、矢部さんは


「なんだろうね、考えたこともなかった」


なんとなく、自分が間が抜けたことを聞いてしまったように感じた。

書店員さんなら、「一冊でも多くの本を売る」というのは当たり前のことなのだ。

マンガ家ならさしずめ、「面白いマンガを描いて、読んでもらう」と言い換えられるだろうか。

いつから、モチベーションや、やる気、好きなこと、そういう色んな言葉でやることを意味付けしなければならなくなったのだろうか。

やる気やモチベーションというのは、やる気がない時に探す言葉で、やっているときに考えるコトではないのではないか、と思えてきた。

考えるまでもない、自明のこと、当たり前のこと、
そういうことについては考える必要が出てきたときに考えればいいのではないか。

仕事をするときに、関係ない引き出しをひっくり返して掃除をするようなことは、しなくていい。

書店員だから本を売る、マンガ家だからマンガを描く。

本当のプロはその当たり前を本当に当たり前として考えているのだな、
と感動した日だった。

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2/14の日記:

朝7:30頃起きる。
家族のLINEの通知がたくさん来ている。
母の誕生日で、妹と母がやりとりしているものだった。
自分も、おめでとう!と送る。

朝ごはんに奥さんが焼いたパンケーキを食べる。
薄くて、レモン汁とバターと砂糖をかけて食べた。
それとコーヒーを飲む。

行きに池袋の成城石井で200g1000円のコーヒー豆を買う。

小腹がすいたのではなまるうどんで、
かけうどんとかきあげを食べる。

昼からラッキーズ定例でふむさん羽賀さんホリプーと雑談。

その後、コッぺくんの5話のネーム。

佐渡島さんとの打ち合わせ。

夕食に持ってきた奥さんの作ったチキンクリームカレーとバスマティライス、カリフラワーとほうれん草を炒めたものを食べる。

コルクにお笑い芸人のが2組、撮影に来ていて皆観に行ったりしていたが、自宅にテレビがなく、芸能情報オンチすぎて全く誰かわからなかった。
こういうとき、みんなの知っているものを知らないことが、少し寂しいと感じる。

往来堂にいく。イベントで矢部潤子さんのお話を聞く。
おれがやめる前に入ったスタッフのタカハシさんとフジサキさんに会えた。
イベントが終わった後、出版社の方ともお話出来て楽しかった。

千駄木から歩いて西日暮里まで行き、電車で帰宅。

コーヒーを奥さんと飲み、矢部さんにいただいた
くるみのほうじ茶味のお菓子を食べる。

風呂に入って、寝る。

※矢部さんにもらったサイン↓

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マンガ家です。元書店員。 noteはマンガをアーカイブするのにつかっていす。エージェント会社コルク所属。 通販→https://corkshop.stores.jp/?category_id=5d720262e4fc3943a9683fa5
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