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「狭い部屋に、小さな花を飾ろう」

ネット連載に向けて、マンガのキャッチコピーを考えている。


キャッチコピーとは、ネット連載であれば
サムネイルの見出し画像とともに
マンガの内容をわかりやすく端的に伝えるもので、
読者が興味をもつフックになるものだろう。

と言うことはマンガの内容を要約、
あるいは魅力を伝えるフレーズを考えることになる。

このマンガ、今描いているマンガの魅力、とは
何だろうか。

魅力、と言うのは魅力として感じる人がいて初めて魅力になるので、
純粋に他者から切り離された魅力というものは存在しない。
すると、読者が自分ごととして捉える、見たくなる理由、と分けられないだろうか。


読者が自分ごととして捉える理由、は
大きく、テーマと言い換えてもいいと思う。

例えば今描いているコッペくんのテーマは
「狭い部屋に、小さな花を飾ろう」
みたいなことだと思う。
どういうことかというと、

今、僕たちはネットを中心にあらゆる時間つぶしをしている。
Youtube、Twitter、TikTok、など、
あらゆるコンテンツは暇を埋めて、
自分自身にかえる時間がない。

無為な時間の過ごし方は、虚無感を抱かせる。

例えば、極彩色の南の島の楽園で
理想の異性とバーチャルセックスをする、
その後ゴーグルを外したら、灰色の都市近郊の家賃3万円の1Kのアパートの和室で一人。
だとしたら、
圧倒的な虚無感であろうと想像できる。
すると、また、理想の、あの楽園に戻りたいと感じる。
どんどんと、1Kの和室には帰りたくないと思うだろう。

実際に生きている今いる場所に居たくない、
そういう感覚が、強まってる気がする。

それで、ここじゃない、そこに居れば幸せなんだけれど、本当にそれって幸せなんだっけ、と思う。

僕は、今いる1Kをより良い空間にしたほうが、
幸せになれる気がする。

そのために、部屋に小さな花を飾ったり、
いつも通る道の雑草の名前を覚えたり、
味噌汁のダシを鰹節でとってみたり、
そういうことをする必要がある。

身近な生活をもうちょっと楽しくしたいね、
その方法って何があるっけ?
というのがコッペくんのテーマだと思っている。



ここまで考えたら、疲れちゃったから
いいコピーが浮かんだ人は教えてください。


===============

2/17の日記。

朝は奥さんの作った野菜味噌汁と卵かけ玄米ご飯を食べる。

昼からコッペネーム。
14:30から佐渡島さんふむさんと打ち合わせ。
その後夕方までコルクラボの企画で
おふくちゃんを紹介してくれた3名の似顔絵。

夕方から松田紀子さんのコミックエッセイ講座に出る。
マンガ専科の人が10名近くいて、
帰りに紀野さん、みーきちさん、1秒さん、よこせさん、がんもさん、もっちーとマックで話す。ナゲットとポテトのセットを頼み、ナゲットが多かったので少し食べてもらう。

帰って、風呂に入り、寝る。


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マンガ家です。元書店員。 noteは面白いマンガを描くための考えやプロセスを見てもらいたくて描いています。エージェント会社コルク所属。 通販→https://corkshop.stores.jp/?category_id=5d720262e4fc3943a9683fa5

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