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【エッセイ】才能がないのではなくて、努力をやめてしまうだけ。

やじま けんじ

最近、絵を描くのが楽しい。

輪郭線を使わずに、
色だけで気持ちや空気を表現しようと
試みている。

もちろん完成度が高い、上手い、
というわけではなくて
ただ描いていて気持ちがいい。

新しい描き方を試したことで、
「自分の絵はこうだ」と無意識に
決めつけていた事に気がついた。

僕は自分を
「線画が得意」で
「色は不得手」
だと自分で決めつけていた。

決めつけることで
新しい挑戦をすることを
避けていたのかもしれない。

新しいことは始めて
すぐには上手くいかない。

上手くいかないことは
先天的なことのせいにして
やらないほうが楽だ。

人によっては「才能」という
言葉を使うかもしれない。

僕は「才能」という言葉が
あまり好きではない。

「才能」という言葉は
その人のそれまでしてきた努力や
自分がしないから出来ないことを
簡単に曖昧にしてしまうからだ。

米原万里の“オリガモリソヴナの反語法”
という小説の中に、

「才能がない」
と言ってダンスを諦めた主人公に
友人がこんな言葉をかけるシーンがあった。

「才能がないんじゃなくて、
その方面についての努力をやめてしまっただけでしょう」

たぶん、うろ覚えだけど
こんな感じだったと思う。

僕は「才能」という言葉が
好きではない。

なのにどこか「才能論者」
の思考をしてしまうことがある。

それを変えるためには
自分でやった事だけが
成果になるということを
自分でやって示していきたい。

===============

2/26の日記。

朝ごはんはコーヒーとバナナ。
コルクに移動。
コッペくんネーム。
佐渡島さんとの定例。
ふむさんが休みだったので
直前に打ち合わせしていた
月本さんとホリプーにも
同席してもらう。

言葉で10話分整理。

ピラさん主催のきのこ部のきのこが収穫されたので
それをオフィスで焼いてもらったのを食べる。
バター醤油、塩胡椒、ガーリックバター。
ただ焼いただけでめちゃうまい。

奥さんの作ってくれた
鯖の味噌汁とおにぎりをお昼ご飯として食べる。

ぴろしさんとも連載についての
ヘッダーや必要素材などについて
フェリシモのおふくちゃん
販促について打ち合わせ。

20時半頃帰る。

地元の手前駅で降りて、
奥さんと待ち合わせる。
中華チェーンでタンメンと餃子セットを食べる。

帰って、ファミマで注文していた
お茶を受け取って帰る。

少し話して風呂に入り、
本を読んで、寝る。


週刊連載開始まであと39日。

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やじま けんじ

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